マラル湖畔で遊牧や狩猟を行っていたクジャル族が、部族内で争い、一番強い部族が部族統一して建国したのが始まりだ。
首都はマラル湖畔の町「タルミッタ」と制定していた。
クジャラート建国より200年前に建国されていたエスタミル王国を占領し、クジャラートの支配下に置く。
それと同時に遷都し、首都をエスタミルに遷す。
エスタミルを支配下に置き、強大な力をつけたクジャラートだが、ローザリア王国が支配しているアルツールに侵攻するが惨敗する。
北への侵攻はローザリアに阻まれてしまったので、ユーエン大陸南東部「騎士団領」へと侵攻するが、ミルザブールの戦いでも完敗する。
他国への侵攻を諦め、ユーエン大陸の北西部、未開拓の地「フロンティア」を開拓することに重点を置く。
フロンティアへの開拓者・移住者へ、クジャラート領内の通行を自由化し、旧都タルミッタが終点だったニューロードを、さらに北西へと伸ばしていく。
現時点で、フロンティアの開拓は思っているほど進んでいないが、今後発展した場合、クジャラート領内に取り込むことを画策しているのは間違いないだろう。
南エスタミルを中心に、少女達が次々とさらわれるという事件が起きた。
さらわれた少女の中にはアイシャや、ジャミルの幼なじみ・ファラの姿もあったのだ。
以前はクジャラートの首都だったタルミッタ。
南には美しいマラル湖が広がっている。
しかし湖の地下では大守ハルーンが、権力をとり戻すために儀式を行っていた。
その昔、クジャラートの人々の影の支配者だった、アサシンギルド。
彼らが復活したという情報に、南エスタミルの盗賊ギルドはいらだっているが、果たして真相は?