サルーインが封印された1000年前、アロン島の「メルビル」という青年がバファル大陸に上陸した。
そのメルビル青年が拠点とした地域が、現在の「メルビル」という都市になっている。
古くから発達していたため、アロン島、リガウ島、北バファル地方(現在のローザリア王国)を支配する。
だが250年ほど前にアロン島・リガウ島がバファル帝国から独立し、150年ほど前には、「北バファル戦争」「オービルの戦い」と呼ばれる、ローザリア王国の独立戦争が起こった。
この戦いに敗れ、バファル帝国は北バファル地方を失い、ローザリア王国が建国された。
多くの領土を失ったバファル帝国だが、それでも未だ広大な領土を持ち、マルディアスの中心国家として栄えている。
首都メルビルを拠点とする東部、ローバーン・ブルエーレの2大都市がある西部と分かれている。
ローバーン・ブルエーレは、ローザリア帝国からの侵攻を防ぐ役割も担っている。
また、ゴールドマインと呼ばれる鉱山があり、皇帝直轄の特別な地域で、この鉱山から多大な資金を生み出している。
豊富な海産物が入手できるサンゴ海も手中に入れようと画策しているが、その海域で暗躍している海賊達から反発を受けており、稀にメルビルが海賊達に襲来されることがある。
徐々に力を失いつつあるバファル帝国だが、それでも中心国家という役割は外せない。
クローディアでスタートしたシナリオでは、かなり意味のあるイベント。
他のキャラクターのストーリーにはほとんど関係がなく、時期も合わないので発生しない。
メルビルで最初に発生するイベント。
邪悪な破壊の神サルーインの存在と、その力を利用して自己の欲望を満たそうとする人間がいることが明らかになるのだ。
クローディアとグレイにとって、非常に関係の深いイベント。
他のメインキャラの場合、タイミングよくこのイベントに出会えば、グレイ達をパーティーに加えられる。
プレイヤーの選択しだいで、単なる討伐イベントにもなるし複雑な連鎖イベントにもなる。
よく考えてから行動しないと、後悔することになるかもしれない。
2段構えになっているイベント。
クリアに必要なアイテムを手に入れるためには、別のイベントをクリアしなければならない。
複雑な手順が必要になるのだ。
戦闘はなく、ごく短いイベントだが、ストーリーの進行上から見ると非常に重要な意味がある。
発生したら、何をさしおいても真っ先にクリアした方がいいぞ。
メルビルで起きるイベントの中では最も後期に近いもの。
内容としては、モンスターを討伐するだけのものだが、クローディアにとっては重要なストーリーの一部だ。
他にあまり例のないイベントだ。
パーティーを解散し、少なくとも1人は人数が少なくなるので戦力ダウンは避けられない。
以外なストーリー展開が待っているぞ。
グレイとクローディアがパーティーを組むことによって発生する。
クローディアの出生の秘密に、後々からんでくるという、大きな意味を持つイベントなのだ。
強制的に進行するイベント。
避けて通る方法はない。
予定していた行き先がガラリと変わってしまい、ストーリーも全く思いもよらぬ方向へと進んでいくことになる。
命からがら逃げてきたアルベルトは、小さな小屋で目を覚ました。
旅立つアルベルトを待っているのは、ローバーンの屈強な兵士たちだ。
はたして脱出はできるか?